Smarty + HTML_QuickForm Checkboxの値の取得

概要

HTML_QuickForm での Checkbox の作成方法と Smarty による Checkbox の値の取得方法です。

目次

• HTML_QuickForm での Checkbox の作成方法
• Smarty による Checkbox の値の取得方法

HTML_QuickForm での Checkbox の作成方法

1. 「&HTML_QuickForm::createElement」でHTML_QuickFormオブジェクト参照からCheckboxを作成します。

   // checkbox
   $checkArray[] =& HTML_QuickForm::createElement('checkbox', 'a', null, 'checkboxA');
   $checkArray[] =& HTML_QuickForm::createElement('checkbox', 'b', null, 'checkboxB');
   $checkArray[] =& HTML_QuickForm::createElement('checkbox', 'c', null, 'checkboxC');
   

   &HTML_QuickForm::createElement (要素の種類)
   HTML_QuickForm_checkbox ([name 属性 [, ラベル [, 表示テキスト [, 属性]]]])

2. 「addGroup」で要素を１つのグループとして登録します。グループとして登録した要素は配列で格納されます。

   $form->addGroup($checkArray, 'chechGroup', 'チェックボックスグループ', ' ');
   

   HTML_QuickForm::addGroup (要素の配列 [, グループ名 [, グループのラベル [, 区切り文字（配列） [, フォーム要素の名前にグループ名を使用するかどうか（要素を配列で保持するか）]]]])

3. 作成された checkbox の htmlソースはこのようになります。

   チェックボックスグループ   （←グループのラベル）
   
   <input name="chechGroup[a]" type="checkbox" value="1" id="qf_46c2bc" />
   <label for="qf_46c2bc">checkboxA</label> 
   <input name="chechGroup[b]" type="checkbox" value="1" id="qf_fb26c0" />
   <label for="qf_fb26c0">checkboxB</label> 
   <input name="chechGroup[c]" type="checkbox" value="1" id="qf_1c6b9c" />
   <label for="qf_1c6b9c">checkboxC</label>
   

Smarty による Checkbox の値の取得方法

Checkbox の作成方法で示したように、生成された checkbox の内容は配列として保持されます。

1. Checkbox の表示はグループで指定するとひとかたまりで表示されます。

   <table>
     <tr>
       <th>{$form.chechGroup.label}</th>
       <td>{$form.chechGroup.html}</td>
     </tr>
   </table>
   

2. Checkbox の内容は checked 属性の付いた項目のみが配列に格納されます。
   また、value 属性には「value="1"」としてチェックされたという情報しか入っていません。そのため、ラベルと値の連想配列で要素を渡す「renderer」を使用する場合、値の取得ではどの要素がチェックされたのかわかりません。情報を取得するためには、要素のkey情報を取得する必要があります。

   {foreach from=$value.chechGroup item=itemval key=keyname}
     {$keyname}：{$itemval} <br />
   {/foreach}
   

3. 取得した checkbox の内容はこのようになります。

     b：1 <br />
     c：1 <br />